エコな暮らし~秋の菜園

●玉ねぎとイチゴは初心者でもOK
秋に植える野菜は、たとえば以下の種類があります。長ネギ・タマネギなどのネギ類、エンドウマメ・ソラマメなどのマメ科の植物、ハクサイ・大根・カリフラワー・ブロッコリーなどのアブラナ科の植物があります。ホウレンソウ・カブ・コマツナなどは春から始めても良いのですが、秋から始めることもできます。秋スタートの方が、病害虫が少ないので初心者には育てやすくおススメです。いろいろありますが、特にタマネギとイチゴは初心者にも育てやすいようです。

また秋に植える野菜で気をつけることは、植え付けの時期と時間です。秋は朝と夜の気温の変化が激しい時期なので、植えるタイミングを間違えるとせっかく植えた野菜の苗が途中で枯れたり、病気になってしまったりしてしまいます。秋から育てる野菜の栽培は苗の選び方に注意が必要です。育てやすい種類の苗を選ぶようにしましょう。特に初心者は、種から植えるよりも苗を購入して育てるとうまく収穫にたどり着けます。

秋に入ると苗が販売され始めるイチゴ。最近は様々な品種の苗が入手しやすくなっています。私たちが日頃食べているハウス栽培のイチゴは1月~2月頃に旬を迎えますが、露地栽培では5月下旬以降が旬。この秋植えておくと翌年の春以降、毎朝採れたての実を楽しむことができる楽しみな作物です。

イチゴの苗を手に入れたら、たい肥をたっぷりとすき込んだ土にボカシ肥か鶏ふんを入れ、30cmくらいの株間で植え付けます。ここの状態から春になるまでの間は、地上部にほとんど変化は見られませんが、冬の間、寒さにさらすことでしっかりとした株に育てます。またイチゴの収穫が終わっても抜いてしまわずにそのままおおきく育てます。夏~秋にかけて、株元からランナーという細い茎が伸びて、その先端に子株が育ちます。秋になったら、その子株を切り離して、新しい畑に植えるというようにして、毎年育てていくことができます。

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