12月3日は「カレンダーの日」

1872年、日本の暦が旧暦の太陰太陽暦から太陽暦に変わったことに由来してできた記念日で、1988年全国団扇扇子カレンダー協議会および全国カレンダー出版協同組合連合会によって制定されました。

古くは、遥か昔の古代バビロニア帝国の時代まで遡ります。古代バビロニア帝国の僧侶たちが毎晩夜空を見上げる中で、月の満ち欠けを利用した「太陰暦」という暦が発明されました。日本のカレンダーも太陰暦が使われていましたが、明治5年11月9日改暦が決定され、公式に「太陽歴」が採用されました。太陽暦を採用した理由は諸説ありますが、諸外国との足並みを揃えるという意味合いもあったようです。

また日本で「曜日」という考え方が普及したのは明治になってからです。七曜が日本にもたらされたのは平安初期の頃ですが、昔はあまり注目されておらず、一般に普及したのは明治以降です。これはこの頃から外国の企業が入ってきて、休みの取り方が外国人と日本人で違うと混乱をきたすため、外国企業の訴えにより政府主導で一週間というシステムが日本でも導入されたようです。1週間7日制は古代バビロニアから始まったといわれていますが、各曜日は古代ローマによって作られました。 週がどの曜日から始まるかは、国・文化・宗教などによりさまざまですが、日本では「月曜日始まり」と「日曜日始まり」が混在しているようです。

PageTop