6月10日は「時の記念日」

今からおよそ90年前の大正9年、「欧米並みに生活を改善していこう!」という生活改善運動の中で、「時間をしっかり守り、大切にしよう」という趣旨で、漏刻によって時が知らされた6月10日が「時の記念日」に制定されました。その由来は671年の4月25日(太陽暦に直すと6月10日)天智天皇時代に、漏刻と呼ばれる水時計を新しい台に置き、鐘や鼓で人々に時刻を知らせたと日本書紀に記述されています。場所は奈良県明日香村にある飛鳥水落遺跡で、古代の漏刻跡の遺跡として国の史跡に指定されています。

ラジオ・テレビの時報は、ほとんどが水晶発振式の放送局用時計をもとにしています。また時報のサービスは、1955年(昭和30年)6月10日の「時の記念日」より開始されました。現在時の記念日では、1999年より福島県の「おおたかどや山標準電波送信所」から、40kHzの電波で日本の標準時間を全国に発信しています。

「Time is money.」という英語のことわざにもあるように、 時間というのは、誰にでも平等に与えられた、二度と取り返すことのできない大切な貴重なものですね。時の記念日には、家族や友だちなど 大切な人たちと一緒に楽しく過ごした思い出の時間や、これから訪れる大切な未来の時間について、 語り合うのもいいですね!

ともに子育て『~盗みをする子どもの心の中はさみしい~ 』

お父さん、お母さんとのスキンシップが少ない、一緒に楽しく遊んだという経験が少ない子どもは、子どもの心の最も深い部分で、親子間の情緒的な結びつきが出来ていないことに原因があります。

子どもは、お母さんやお父さんからかわいがってもらっていないと思っているのです。また子どもを放任している親たちの中には、その代償のつもりで子どもの物質的欲望を満たしてしまっている人たちもいます。

ですが、子どもには欲望を統制する力は発達していませんから、欲望はどんどんエスカレートしていき、やがて親が子どもの物質的欲望に応じなくなると、今度は親の財布からお金を持ち出すようになり欲しいものを手に入れるようになります。

何よりも必要なことは、日常生活のなかでひざに子どもを乗せたり、体を寄せ合ったりしながら遊ぶ、あるいは一緒に本を読む、また子どもと話し合って遊園地で遊んでくるのもよいでしょう。

それらを繰り返していくうちに、子どもの凍えた心がだんだんに温まっていきます。そしてお母さん・お父さんを慕うようになっていきます。

それとともに子どもに物欲を統制する力を養いましょう。子どもがすぐに買ってほしいものがあっても次の日曜日にしようとか、お誕生日にしようと提案します。はじめのうちはうるさく言い寄ってくるかもしれませんが、できるだけお母さん・お父さんが協力し合って頑張りましょう。

おじいちゃん・おばあちゃんにも協力してもらいましょう。子どもの心が温まってきますと、だんだんに親の気持ちを汲むことが出来るようになってきますから。

ECOな暮らし" 猛暑に備えて、涼しく暮らすレシピ "

●涼しく暮らすレシピその1~朝の風で蓄冷
 夜明け前から朝にかけての空気や吹く風はその日に一番冷たく、澄んでいるもの。この風を夜のうちから窓を開いて、取り込んでおく。

明け方の「冷気」で住まい全体が冷やされ、住まいの各所(特にコンクリート部分)で「蓄冷」されることによって、昼間の温度上昇を抑えることができる。

●涼しく暮らすレシピその2~よしず・緑のカーテン
 西向きのマンション住戸や戸建で西に玄関があるような場合、西日が遮りなくダイレクトに住まいの面を熱してしまうので、特におすすめなのがよしず。

但しマンションはマンション規約等でベランダ置きを禁止されている所もあるのでよく確認。緑のカーテンは、住まいの壁面に直接当たる日光を程よく遮ってくれるだけでなく、家の中から見た人の目を涼しく感じさせてくれる効果が大きい。

またその熱を住まい内部に導かない効果もある。よしずも緑のカーテンも難しい場合には、オーニングや遮光カーテンの2重かけ、UVカットフィルムを窓に貼るのも壁や窓からの暑さを避ける工夫で有効。

●涼しく暮らすレシピその3~打ち水大作戦
 打ち水で発生した水蒸気は、水を撒いた場所にとどまらず空気と混合しながら上昇していくので蒸さない。また打ち水に使う水は、お風呂の残り湯などの再利用を。

●涼しく暮らすレシピその4~掃除で涼しく
 窓拭きは、窓を濡らして掃除することで窓に溜まった熱が気化されて涼感が得られるし、床拭きはなるべく窓を開けて換気しながら硬く絞った雑巾で部屋の隅々から拭き取っていくと、部屋全体が掃除前よりもひんやり感じられる。