ともに子育て「ママに怒られても同じ事を繰り返す子供」

ゲームやテレビを止めたくない子にとって、ママの「ゲームをやめなさい」・「テレビを消しなさい」はたしかにイヤなサインです。しかし、子どもがもっともイヤだと思っているのは、ゲームやテレビがただちにOFFにされること。もしママがガミガミと言っている間、そのままゲームやテレビをONにしておけるのなら、それは子どもにとって悪くはないパターン。そのお小言にさらされつつも、テレビを見ていられるからです。引きのばし作戦成功というわけです。「ママがガミガミ、クドクド怒るのは、時間の確保につながる」と子どもが判断すれば、次回も繰り返そうと思ってしまいます。

子どもはママのお小言をスルーするだけでゲームの時間を長引かせることができたり、ちょっといたずらすればママが飛んできてくれたりすれば、その行動は強化されていきます。 このような場合、ママの叱る姿自体が強化要因になってしまっているので、いくら叱ってもその行動が改まることはないのです。やめて欲しいから叱っているのに、逆に促進させてしまっている・・・。しかし、一見すると抜け出せないような泥沼状態も、目線を変えることで改善することができます。まず、ゲームやテレビのような「長引かせ」のケースは、その目的(スイッチを切る)をすぐに達成することがポイントです。長々とお説教したくなる気持ちは山々ですが、それが長引かせにつながりますので、それよりも、すみやかに「終了」を目指しましょう。

寒い季節のかゆみ対策

●秋から冬の季節に変わる時、気温が下がるとともに皮膚が乾燥します。その原因の多くは、加齢・空気の乾燥・気温の低下・洗いすぎによるものです。ですから皮膚の乾燥を改善しない限り、かゆみを生じやすい状況は変わりません。また寒さとともに室内の暖房で、室内にいてもお肌は乾燥し皮膚から水分が蒸発してカサカサに~。さらに乾燥肌がひどくなるとかゆみも出てきます。

●かゆみの原因は乾燥によって肌の角質層の脂質や、水分が失われて細胞間のすき間ができるため外からの刺激を受けやすくなります。かゆいからといってかいていると、それが新たな刺激となりかゆみが強くなっていき症状が悪化していきます。かゆみを抑えるには、加湿を心掛けて室内の保湿を保つことが大切です。

●入浴・・・お湯の温度は38~40度位にし、長湯は避けましょう。イオウ入りの入浴剤は肌を乾燥しやすくするので避けましょう。また全身を石鹸で洗うのは週1~2回程度を目安にし、毎日洗うのは汚れやすい部分(顔、首、陰部、手足など)にとどめましょう。体を洗う時は手のひらでやさしく洗うようにし、入浴後はバスタオルで押さえるようにしてそっと水分をふき取ります。

●衣服・下着・・・保湿効果の高い保温インナーを着ることでも、かゆみに対応することができます。下着類は、なるべく刺激の少ない滑らかな素材=木綿や絹などを選ぶようにしましょう。一般的に化学繊維でできている保温肌着は、室内の乾燥や静電気などで皮膚の水分が失われ、特に肌が敏感な人にはかゆみが生じやすくなります。肌に直接触れる毛羽だった線維やゴワゴワ・チクチクする素材は皮膚を刺激するので直接肌に触れないようにしたり、ゴムがきついものや体にぴったりとした衣服も皮膚への刺激になりやすいので避けましょう。また、静電気が起きやすい素材の衣服にも注意が必要。