ともに子育て~親が子どもの個性を理解する大切さ~

はじめて海を前にした幼児にも、様々な個性が現れます。子どもの個性を理解することで、子育てはぐんと楽になります。例えば、生まれて初めて海辺に立った幼児を想像してみてください。大喜びで水の中へと走っていき水しぶきをあげる子、少しずつ水際へと近づきおそるおそる足を浸す子、打ち寄せては引く波に圧倒されビーチに座り込む子、親の身体にしがみついて泣きわめき決して水際に近寄ろうとしない子。こうして、様々な個性が現れるものです。

それでも多くの親が、「はじめての海」にキャッキャッとはしゃぐ我が子の姿を期待し、海に出かけるのではないでしょうか。そこで、「座り込む子」や「泣き叫ぶ子」を前に、がっかりしたり、イライラしてしまうこともあるかもしれません。

親子間の葛藤は、多くの場合、子どもの「~したい・~したくない」という気持ちと、親の「~して欲しい・~して欲しくない」という気持ちの「かけ違い」から起こるものです。もし、子どもの個性から発せられるサインを考慮することなく、親の意向のみを一方通行に当てはめるなら、親子間の葛藤は積み重なり、子育てはより苦しいものとなっていきます。

子どもの個性を理解するとは、その子がすんなりできることと、その時点ではまだ難しいことを理解することでもあります。そうして、養育者自らが、その子に期待することを見直し、その子に合ったハードルを調整することが可能となります。すると、親子間の葛藤も減っていくというわけです。

冒頭の「はじめての海」を楽しめない幼児も、「そんな引っ込み思案でどうするの!」と背中を押し過ぎたり、「せっかく来たんだから!」と無理やり水に浸すよりも、その後も何度か海辺を訪ねることで、次第に波の音や砂の感触にも慣れ、海を楽しめるようになるでしょう。

個性とは、「優劣」のあるものではなく、それぞれ「いい面」や「気をつけたい面」があり、「違う」だけのことです。子供の個性を理解することで、その子の「いい面」を伸ばしてやりたいですね。

ECOな暮らし~環境にやさしい、食べられる食器いろいろ

ホームパーティや野外のBBQなどで使いたいのが「食べられる食器」。現在ではいろいろな素材でできており、この機会に是非一度、その使い心地と味わいを確かめてみるのもいいですね。

●食べられる器~小麦粉とコーンスターチでできており、味はえび・オニオン・紫いも・焼きもろこしの4種類。また焼きそば・たこ焼き・カレー・かき氷などの汁物もOK。またおかずをいれたまま食べられる器も海苔・おぼろ昆布・かつお節でできたものや、食物繊維が豊富で野菜嫌いの方にもおススメな大根・人参・大豆を使った野菜の器もあり、毎日のお弁当・ホームパーティーのオードブルにも便利!

●いぐさを100%使用した食べられるお箸~ 使用後は一口サイズに折って、スナックのように食べられます。鼻からほのかに抜けるいぐさの香りが楽しめます。またいぐさの食物繊維含有量は、レタスの約60倍と言われており、1膳食べるだけでサラダ1皿分以上の食物繊維が摂れちゃいます♪

●米粉でできたコップ~使う・食べる・捨てるをコンセプトに作られ、使用後は食べたり、土に帰すことも出来ます。スープに入れて煮立てるとお餅みたいになりますよ。

●クッキー生地でできたコーヒーカップ~カップの内側は砂糖アイシングされているので、お砂糖いらず!温かいエスプレッソを注ぐだけで美味しく飲めます。他にも、グルテンフリー&低カロリーのカップ・温かいミルクを注ぐだけで簡単にカフェラテや抹茶ラテができるものもあるようです。

●スティック型クッキー~トッピング用として使用、ストローとしても利用可。耐水性は低いが、ソフトドリンクやアイスコーヒーは15分程、シェイクやスムージータイプの飲み物は30分程使用可能。