7月17日は「海の日

海の日の起源は、神武天皇の祖父である山幸彦が、なくした釣針を兄の海幸彦に返すため海神の宮殿に赴き鯛の口から釣り針を見つけ出した後、鮫に乗って地上に帰着した日が満月の大潮であったことに因み、昭和時代に計算によって「海の記念日」として制定されたそうです。

ちなみに、九州、日南海岸の青島神社には美しい景色を背景にした海幸彦・山幸彦神話が残されています。また海幸彦・山幸彦神話は、浦島太郎伝説のモデルともいわれています。

平成8年、海の恩恵に感謝するとともに海洋国日本の繁栄を願う日として「海の日」が祝日となりました。世界の国々の中で「海の日」を国民の祝日としている国は、唯一日本だけです。

私たちの国は四面を海に囲まれた海洋国で、はるか昔から外国からの文化の伝来をはじめ、人の往来や物の輸送、産業、生活な どの各分野にわたって、海に深くかかわってきました。

海を利用する機会が多様化しましたが、一方で地球環境の保全という観点から海洋汚染防止などの必要性が一層高まっています。


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