ともに子育て 『~いじめっ子は、スキンシップ欠乏症~』

最近の小学生の中には、就学前の、特に三歳未満での母子間の情緒的関係が十分にできていない子どもが見受けられまが、それはこの時期に非常にスキンシップが少なかったことがデータとしてもはっきり残っています。

いじめっ子の原因はこの点にあります。ですからお母さんがその誤りに気づいて、子どもが小学生であっても、学校から帰宅したときには、ひざにのせるなどのスキンシップをしてあげましょう。

最初はべったりと甘えてそれが2ヶ月も3ヶ月も続きますが、だんだんに表情が明るくなり、言葉も多くなり、ついにはお友達と遊ぶようになります。もちろんベタベタも少なくなってきます。

つまり情緒が安定してくると、体で甘えたいという欲求が少なくなるのです。ただし小学生ともなると体が大きくなり、お母さんにも抵抗感が出てきますが、そこは自分自身の抵抗感と戦いながら子どもの要求を受け入れる努力をしましょう。

そうしているうちに、お母さん自身もそれが楽しくなり、子どものかわいさを感じ取ることができるようになります。

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