10月17日は「カラオケの日」

1994年10月17日、全国カラオケ事業者協会が定めた記念日です。
「カラオケ」とは「空(から)」と「オーケストラ」から合成された言葉で、オーケストラ演奏のみで、歌が空っぽであることを表します。

音楽の世界では一般に古くから歌や楽器の個人練習用に作られ「マイナス・ワン」と呼ばれていましたが、1970年代に通常のレコードから電気的に歌を消去してしまう装置が開発されてからは「カラオケ」の愛称で親しまれ普及していきました。この日とは別に、9月第2土曜日が「ファミリーカラオケの日」となっています。

最初ははテープであった設備も、その内VHDやレーザーディスクが使われるようになって映像付きが当たり前になり、現在は通信回線を使いMIDIでリアルタイム配信するシステムや、有効期限付きのデータをダウンロードして使うシステムが盛んに使用されており、新曲がすぐにカラオケで歌えるようになってきました。

またカラオケを歌う場所も、スナックなどから家庭でも装備する人たちが出てきました。1980年代になるとカラオケ専門のカラオケ・ボックスが登場、最近ではジャングルとか異国の王宮などをモチーフにした色々な雰囲気の部屋が用意されたカラオケ・ボックスが都心に多く作られるようになりました。

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